学びを濾過した先に、自分をどう表現しますか?

日頃、皆さんとお話をしていて、もったいない…と感じることがひとつだけありす。

それは、自分の「志」を開花させることにエネルギーを注ぐのではなく、「すでに世の中に存在する何か」になろうとしているということです。

目次

学びは好きですか?

私も「学び」は大好きなので、常に学びつづけたいと思っています。

ただ、どう学ぶかによって

・自分らしさを発揮できるのか

・自分らしさ迷子になってしまうのか

道がわかれるなと思うんです。

私は20代の頃にヨガインストラクターの資格をとりました。

目的は「インストラクター」になること。

その頃は、自分の「志」が何かもわからなかったし、好きなことを仕事にできたら最高!と思っていました。

資格取得後は副業で土日にホットヨガスタジオでレッスンを持たせてもらったり、知り合いを集めてレッスンをしたり、近所のママさん向けに教室を開いたりと活動を始めました。

1レッスン3000円…
月に何レッスンやったら会社員のお給料になるのだろう?

風邪やケガをしたら、どうしよう…!

ヨガをやるのは好きだけれど、体の変化にはあまり興味がないかも…

など、グルグルする思考とともに、クッタクタになりながら…笑

その後、転職してマーケティングに触れ、言葉にならない想いや価値を伝える仕事に熱量があるし、人生を通してやっていきたいと気づき、今に至ります。

そして、今。

RYT200(ヨガの国際ライセンス)を受けています。

その目的は、自分、表現、社会とのつながりや循環を体感を通してもっともっと磨いていきたいから。

自分の志に沿った学びは疲れない

私がお伝えするコトバ磨きトレーニングでは、「感性からコトバをつむぐ」方法をお伝えしています。

それは、知識を詰め込み頭だけで考えるよりも、感覚的に感じていることを、限りなく近い形で言葉にすることに価値をおいているからです。

ヨガ哲学や実践を通して、感覚的なものと表現をつなぐ力をもっともっと鍛えたいと思い日々取り組んでいます。

違いがわかりますか…?

同じ「ヨガ」を学ぶことに関しても、20代の頃は、「ヨガインストラクター」になることが学びの目的でしたが、

今は、自分の「志」をさらに開花させるために磨いていきたい力を求めて学んでいるのです。

年齢も重ねていて、体力的にも昔の方があったと思うのですが、今はあまり疲れないんです。

むしろ、ムクムクとパワーアップして自分の活動に活かせている循環が心地よい感覚です。

もったいないと感じる理由

日頃、皆さんからお話をお伺いすると、色々なセミナーに参加されていたり、たくさんの資格を取得していたり。

その向上心に敬意を示す一方で、もったいないな…と感じるのも正直な気持ちです。

自分の「何」を活かすかを把握する前に、すでに世の中にある「わかりやすい形」に自分を当てはめようとしているから。

ひとり一人個性があって当たり前なのに、無理にハメこもうとうすると個性が失われかねないなと思うんです。

1つの資格や学びがしっくりこなかったら、また次の学びへ… 

そうしているうちに、あっという間に自分迷子になっていきます><

たくさん学んでいるのにもかかわらず、資格を活かせなかったり

資格を取得した協会の中で自分の色を出せずに悩んだりすることが多いのかなと…

これが、もったいない…!と感じるんです。

大事なのは、「外」に自分らしさを求めるのではなく「内」に自分らしさを見つけること。

そうすれば、今何を学ぶのがベストなのかも自ずと見えてきます。

自分の活かしどころを知り、学びを濾過して表現していく

「言葉」も同じで、自分の「内」にある感情や思考を出して揉んで表現するから、その人らしさが伝わるのであって。

素敵な言い回しを「外」から集めてきて、はりぼてのように紡いでも、その人の本当の魅力は伝わりません…涙。

自分の活かしどころを知り、学びを濾過して表現していく。

このプロセスがあってこそ、その人らしさが伝わるんだと思います。

わかりやすくて、早く結果がでて、安くて、簡単で…。

そんなことに引かれるのが人間だし、そんな欲求に仕掛けてくるのがマーケティングの一面でもある。

その仕掛け自体が、私は納得がいかないのです…苦笑

大切なことは、大抵めんどくさくて地味。

だからこそ価値があると思うのに。

そんなことを急に伝えたくなって、書きました。

「わかるよ…」「そうだよね!」「自分を活かし表現していきたい!」と思う熱い気持ちを持っている方と出会っていきたいし、自分も体現者でありつづけたいと思います。

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